Model Context Protocol

MCP サーバー ドキュメント

FundaFX MCP サーバーを使えば、Claude や GPT などの LLM エージェントが自然言語で経済ファクトを検索・取得できます。

ボットトレード、リサーチ自動化、ポートフォリオ分析の入力データとして。

クイックスタート(Claude Desktop / Claude Code)

MCP クライアントから使う場合の最短セットアップです。3 分で完了します。

前提

MCP クライアントを事前に用意してください。

  • Claude Desktop: https://claude.ai/download からダウンロード・インストール
  • Claude Code(CLI): npm install -g @anthropic-ai/claude-code などで導入済みのターミナルから利用可能
  • Cursor / Windsurf 等: MCP サポート済みバージョンを利用
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FundaFX モバイルアプリをインストールして API キーを取得(必須)

FundaFX の API キーは モバイルアプリからのみ発行・管理します。Free ティア(100 req/月)も Pro サブスクリプション(5,000 req/月)もアプリ経由で提供されます。

アプリを起動後、設定 > APIキー管理 から fndx_ で始まるキーをコピーしてください。

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MCP クライアントに登録

下の「セットアップ」セクションを参照してください。Claude Desktop は設定ファイル(~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json 等)に JSON を貼付、Claude Codeclaude mcp add CLI コマンド一発で登録できます。fndx_your_api_key_here を取得したキーに置き換えてください。

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クライアントを再起動して質問

Claude Desktop は再起動、Claude Code は新しいセッションで有効になります。「FEDの金利は?」「USD関連の重要ファクトを取得して」-- 自然言語で聞くだけで、エージェントが適切なツールを自動で呼び出します。

セットアップ

MCPクライアントの設定ファイルに以下を追加してください。

Claude Desktop(JSON 設定)

設定ファイルの場所:
· macOS: ~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json
· Windows: %APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json

claude_desktop_config.json
{
  "mcpServers": {
    "fundafx": {
      "command": "npx",
      "args": ["fundafx-mcp-server"],
      "env": {
        "FUNDAFX_API_KEY": "fndx_your_api_key_here",
        "FUNDAFX_API_URL": "https://api.fundafx.link"
      }
    }
  }
}

Claude Code(CLI コマンド)

Claude Code では専用の claude mcp add コマンドで登録できます。JSON を手書きする必要はありません。--scope user を付けると全プロジェクトから参照可能になります(プロジェクト固有にしたい場合は省略)。

ターミナル
claude mcp add fundafx \
  --scope user \
  --env FUNDAFX_API_KEY=fndx_your_api_key_here \
  --env FUNDAFX_API_URL=https://api.fundafx.link \
  -- npx fundafx-mcp-server

登録済みの確認: claude mcp list。ステータスが ✓ Connected になれば OK。

Cursor / Windsurf など他クライアント

Cursor / Windsurf その他の MCP 対応クライアントも、上記「Claude Desktop(JSON 設定)」と同じ JSON を各クライアントの MCP 設定欄に貼り付けることで利用できます。

Python MCP サーバー(ローカル)

claude_desktop_config.json
{
  "mcpServers": {
    "fundafx": {
      "command": "uv",
      "args": ["run", "python", "-m", "fundafx.mcp.run"],
      "env": {
        "DATABASE_URL": "postgresql+asyncpg://..."
      }
    }
  }
}

環境変数

変数説明デフォルト
FUNDAFX_API_KEYAPIキー(TypeScript版で必要)
FUNDAFX_API_URLAPIのベースURLhttp://localhost:8000
DATABASE_URLPostgreSQL接続文字列(Python版で必要)

利用可能なツール

MCP サーバーは 4 つのツールを提供します。LLM が文脈に応じて自動的に最適なツールを選択するため、あなたは自然言語で質問するだけで OK です。

過去データ(時系列)を取得したい場合は専用ツールではなく、get_indicator_analysisinclude_history=true オプションを使ってください。

get_facts READ

FXファンダメンタル・ファクトを検索します。経済イベント、金融政策決定、データ発表、マーケット関連ニュースをフィルタ付きで取得。イベントタイムスタンプの新しい順に返します。

Parameters

名前説明
currencystring 任意通貨コード: USD, EUR, JPY, GBP, AUD, CAD, CHF, NZD, CNY
fact_typestring 任意institutional_release, official_speech, media_report
importancestring 任意high, medium, low
source_collectorstring 任意取得元コレクター: cb_rss, ecb, gdelt, news_rss
limitint 任意取得件数 (1-100, デフォルト 20)
使用例(自然言語)
「最新の高重要度ファクトを5件取得して」
「EUR関連の金融政策ニュースを見せて」
「今週のUSD関連データリリースを確認」
「GDELTから収集された地政学ニュースを教えて」
「昨日のJPY関連ニュースをまとめて」
get_indicator_analysis READ

特定の経済指標の詳細分析を取得します。最新値、メタデータ(単位、頻度、カテゴリ)、オプションで過去データを含みます。

Parameters

名前説明
indicatorstring 必須指標コード: US_CPI, US_NFP, US_UNEMPLOYMENT, JP_GDP, EU_HICP, GB_CPI
include_historyboolean 任意過去のデータポイントを含める(デフォルト false)

指標コードは <COUNTRY>_<INDICATOR> 形式(ISO 2 文字国コード + 指標名)。例: 米国 CPI = US_CPI、日本 GDP = JP_GDP。存在しないコードを指定した場合、エラー応答に利用可能コードの一覧が含まれます。

使用例(自然言語)
「米国CPIの直近12ヶ月の推移を見せて」
「日本のGDP成長率の時系列データを取得」
「米国の雇用統計(NFP)の最新データを教えて」
get_central_bank_sentiment READ

指定した中央銀行の現在の政策金利、次回会合日、総裁情報を取得します。金融政策スタンスの理解に有用です。

Parameters

名前説明
bankstring 必須中央銀行コード: FED, ECB, BOJ, BOE, RBA, BOC, SNB, RBNZ, PBOC
使用例(自然言語)
「FEDの現在の金利と次回会合日を教えて」
「ECBの総裁は誰?」
「BOJの政策金利は?」
get_rate_differentials READ

通貨ペア間の金利差を取得します。中央銀行の政策金利とそのスプレッドを表示 — キャリートレード分析に有用。

Parameters

名前説明
basestring 任意ベース通貨コード: USD, EUR, JPY, GBP, AUD, CAD, CHF, NZD, CNY(省略すると全通貨)
quotestring 任意クオート通貨コード(同上のリストから。省略すると全通貨)
使用例(自然言語)
「USDとJPYの金利差はいくら?」
「キャリートレードに最適な通貨ペアを分析して」
「全中央銀行の金利差を一覧で見せて」

活用例

FundaFX MCP サーバーの代表的なユースケース。

ボットトレード

経済指標の発表前後にポジション調整を行うボットに、リアルタイムのファクトデータとカレンダーイベントを供給。

リサーチ自動化

LLM エージェントに「今週のEUR関連ニュースをまとめて」と指示するだけで、ファクトデータに基づくレポートを自動生成。

ポートフォリオ分析

金利差マトリクスと経済指標トレンドを組み合わせて、通貨アロケーションの最適化をAIに委任。

アラートシステム

カレンダーイベントの自動監視と、重要ファクト発生時の通知トリガーをエージェント経由で実装。

マーケットブリーフィング

毎朝のマーケットサマリーを自動生成。前日の重要イベントと本日の予定を構造化データから要約。

バックテスト支援

過去の経済指標値とファクトデータを取得し、トレーディング戦略のバックテストに必要なファンダメンタルデータを供給。

会話例

Claude Desktop で FundaFX MCP を使った対話の例。

Claude Desktop
User:
FEDの現在の金利と、主要通貨ペアの金利差を教えて。

Claude (MCP tool calls):
get_central_bank_sentiment(bank="FED")
get_rate_differentials(base="USD")

Claude:
FED(米連邦準備制度理事会)の状況:
- 現在の政策金利: 4.50%
- 総裁: Jerome Powell
- 次回FOMC: 2026-03-18

USD建て主要通貨ペアの金利差:
  USD/JPY: +4.00% (4.50% - 0.50%)
  USD/EUR: +1.35% (4.50% - 3.15%)
  USD/GBP: +0.00% (4.50% - 4.50%)
  USD/AUD: +0.40% (4.50% - 4.10%)
  USD/CAD: +1.25% (4.50% - 3.25%)
  USD/CHF: +4.00% (4.50% - 0.50%)

データソース

MCP 経由で取得されるデータは、以下の12ソースから収集されています。

ソース種別データ内容
ECBAPI政策金利、為替レート、マクロ統計
FRBRSSFOMC声明、スピーチ、プレスリリース
e-StatAPI日本の経済統計(CPI、GDP等)
OECDAPI主要国のマクロ経済指標
World BankAPI各国GDP、人口、開発指標
EIAAPI原油・エネルギー統計
CFTCAPI投機筋ポジション(COTレポート)
GDELTAPIグローバルニュースイベント
CB RSSRSS各国中央銀行の公式発表
News RSSRSS主要金融ニュース
X (Twitter)API要人・公的機関のポスト
Treasury YieldsAPI米国債利回り

FAQ

MCP と REST API の違いは?

REST API は HTTP リクエストで直接データを取得する従来型のインターフェースです。MCP は LLM エージェントが自然言語の文脈から適切なツールを自動選択して呼び出すプロトコルです。内部的には MCP サーバーが REST API を呼び出しています。

レート制限はどう適用されますか?

MCP サーバー経由のリクエストも REST API と同じレート制限が適用されます。Free ティアで 100回/月、Pro ティアで 5,000回/月です。カウンターは毎月リセットされます。

TypeScript 版と Python 版の違いは?

TypeScript 版(npx fundafx-mcp-server)は REST API 経由で動作するリモートクライアントです。Python 版は DB に直接接続するため、セルフホスト環境向けです。一般ユーザーには TypeScript 版を推奨します。

対応クライアントは?

MCP プロトコルをサポートする任意のクライアントで利用できます。Claude Desktop、Claude Code、Cursor、Windsurf 等で動作確認済みです。Claude Desktop は JSON 設定、Claude Code は claude mcp add コマンドでそれぞれ登録できます(「セットアップ」セクション参照)。

FundaFX モバイルアプリは必須ですか?

はい。API キーの発行・再発行・無効化、および Pro プランへのサブスクリプションはすべてモバイルアプリから行います。MCP サーバーを利用するには、事前にアプリをインストールしてキーを取得してください(iOS は App Store から、Android は Google Play でのリリース準備中)。